コーチングとの出会いは2010年9月23日大阪のホテルモントレグラスミア大阪にて開催された「ルー・タイス×苫米地英人合同コーチング&特別ロング講演会」
当時のあたしは、17年間薬剤師として勤めてきた病院を離れ、安定した地方公務員の職を辞し、初めて民間の薬局。熱心な女性小児科医師、小児喘息やアトピー、てんかんに苦しむ子供達とご両親、そんな期待に応えたいと、小児科門前の管理薬剤師として孤軍奮闘していた。よし！これからというその矢先に、気丈で元気だった大好きな母が倒れた。先の見えない、これから始まる介護生活の入り口に突然立たされた。仕事の面、家族の面、高い理想とは裏腹に、突きつけられる現実。将来への不安が恐怖とともに、突然襲ってくる。ため息と体の悲鳴、疲れているに眠れない日々。リフレインする過去の記憶、周囲との比較、軋轢。いらだち、もがき苦しみ、ひとり落ち込んでた。誰にも話せず、世の中から取り残され、忘れられ、ゴミとして捨てられてゆく…。「こんな筈じゃ無かった！」「あたしは、一体…」「何をしているのだ！」「何にをしたいのだろう？」悪魔のココロの囁きが疑念を増長し、あたしの心をますます傷つけ、蝕み、エネルギーを奪っていく…。自虐的、甘美なプロローグが芽生えだした頃。

そんな時、コーチングに出会った。